#537 クリミナーレ in インスパイア

新宿歌舞伎町にあるちょっと面白そうなアトラクション施設での撮影。材質は本物で質感は上々でした。ちょっと明瞭度を上げて彩度を少し下げて現像。

全体的に2灯ライティングで、後方からのストロボがどちらかというとメインライトっぽい考えで設定した。前面からのライトは補助光的にした。

バウンス撮影

以前は白ほりの撮影が難しく感じていた。メリハリの無い、平面的な写真になってしまいやすい。

何度か悩んだ末に一応自分なりの結論はだしている。その1つは、全体をいくら明るくしてもダメだということ。

光の方向を作ること。窓が2箇所なら1箇所を暗くするとか、白ほりなら、全体的に明るくすることではなく、一方向から明るくすること。

ストロボを壁や天井にあてて、その反射した光で撮影するとか。

小さなスタジオなら、光が回るので、正面も明るくなる。

私的コスプレ撮影スタイル

以前カイブに書いたライティングなどに関する日記です。

今の考えと違うところが多々あるので、あとで修正加筆します。

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カメラマンのフォローワーさんもいるようなので、
何かの参考になればと思い、撮影方法についてまとめてみました。

以下は僕個人の考えで、撮影方法、機材は人それぞれです。
撮影のために重い機材を運び設置するのを億劫がるのは良くないという意見の人もいるようですが、
僕の場合は逆で、いかに少ない機材で、良い写真を撮るかをいつも考えています。
機材が少ないのは欠点でもあり、長所でもあります。

シェアとか貸切のスタジオで他のカメラマンの機材などを見ることができます。
いかにも重そうな機器を見ると、移動や設置が大変だろうなといつも思っています。

撮影でまず考えること。
1。いきなり機材を設置しないで、自然光のみでの撮影はできないか?自然光の入る場所、向き。。。。

2。壁バウンス、天井バウンスはできないか?
斜め前方の天井バウンスは自然な順光での撮影になると思う
バウンスの撮影は白っぽい壁でないとダメだけどね。
壁バンだってストロボを壁に当てる位置角度によってがらりと変わる。
ソフトボックス風の光だって作れます。
背景を暗くしたい場合は被写体に前に出てもらえれば、明るさを落とせるし。

3。その次にアンブレラ。
黒ホリなんかの場合はどうしても、光は反射しないから照明装置が必要になります。
僕の場合はアンブレラ。それも150CMくらいの大きいもの。銀と透過のアンブレラ。
銀って面白いんですよね。特に斜めとか横、場合によっては後ろ、斜め後ろ、斜め上からで
面白い光、影になるんです。後ろが明るくなってしまう場合は、角度を変えるとか、被写体に前の方に出てもらうとかします。
影が強くなる場合は、反対側から、補助的にストロボをもう一丁たくとかですね。
前方からのライティングが面白くない場合、諦めて、後ろから照らして見て、前から補助光をあてるとか。
ライティングは頭の切り替えが必要ですね。押してもダメなら引いてみな風な。

4。集合などの場合。
集合などの場合は正面からアンブレラで一灯ですかね。
それも後方の人が暗くならないように、やや上向きに照らすですかね。天バンで斜め上でもいいかも。
左右に2灯だと変な影が出るから。

5。透過のアンブレラ
白く透けた透過型アンブレラだって、2種類の使い方がある。とんがっている方を被写体に向ける方法と、
逆向きの方法。前者だと硬い光。後者だと光が回って柔らかい光になる。

6。照明が、電球の場合。
まずその照明で撮影ができないか考え、補助光が必要な場合ストロボに電球色フィルタをつけます。
これをつけないと、人物はストロボの色、周囲が電球の色となり、いかにもストロボを使った感じになってしまいます。
この場合、ホワイトバランスは電球色。

7。光の方向。
例えば 前田侯爵邸などの場合、光は窓から入ってきます。
その反対側からストロボをあてると、光が窓側から入っていない感じになります。
現実には起こりえない光の方向になり不自然です。
窓側からの光の方向を考えて、ストロボを設置したほうがいいです。
壁が茶色なので、ストロボに電球色フィルタをつけたほうがいいかも。

8。クォーツでの撮影
スタジオクォーツでの撮影は、僕にとっては難しい。
光の入ってくる方向は、天井のみで壁が白、光が十分に回っている。
光って、明るければいいわけではないんです。
いろんな方向から光があたるために輪郭が溶けてしまう。ぼやけるというか、消えてしまうんです。
横の方向がないと、影が出ない。それで、ストロボを炊きたいんだけど、スタジオが明るすぎて、ストロボが効かないです。
それで、ピンの場合は、壁に近づいてもらって、壁バンとか、アンプレラを被写体に近づけるとかします。

9。シェアでの白ほりでの撮影
通常、天井からの蛍光灯の照明になります。これも明るすぎて上記クォーツでの撮影と同様の問題があります。
しかも、蛍光灯の独特の緑っぽい色にピークがあります。放電管ですから、とんがっている強い光の部分があるんですよね。
ホワイトバランスで補正できるという意見もありますが、僕の場合、思い通りにはできませんでした。
シェアで蛍光灯を消せない場合の色温度は諦めています。

撮影でいつも考えていることはこんなところです。

少ない機材でどうにかできないか、毎回考えています。

当然上記に反対の意見の人もいると思います。各人性格が違うように、これは僕の方法で紹介しただけです。

コメント1:

大事なことを書き忘れましたが、まずはレイヤーさんがどういう写真を希望しているかを聞いて、それにふさわしいライティングを考えることです。

コメント2:

追記。光は被写体のためにある。被写体を演出するためにある。例えば、料理の写真は、美味しそうに撮らなければならないし、そのためには後方から光をあてるとか、絞りをどうするかとかをいろいろ考えなければならない。光の実験のために被写体があるのではなく、被写体を表現するのために光がある。と考えなければならない。

コメント3:

明るすぎるスタジオなどの場合、ストロボでさらに光を強めてもなかなかうまく撮れない。この場合は逆に光を減らす工夫をした方がいいと思っている。レフ板で上方からの光を減らすとか、横にカポックを置いて暗くするとか。足してもダメなら引いてみるという逆の発想。
頭は柔軟に。